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糖尿病腎症に負けない!

2型糖尿病で糖尿病腎症がある女性患者のブログです。

糖尿病腎症だと尿糖が出るのですか?

糖尿病腎症だと尿糖が出るか  

尿糖が出るのはどうしてなの?

尿に糖が出ていると、いかにも「腎臓が悪いんじゃないか」という気がしますよね。でも、「糖尿病腎症だから尿糖が出る」わけではありません

わざわざ余分な糖を尿に捨てて血糖値を下げる糖尿病薬(SGLT2阻害薬)もあるぐらいなので、尿糖が出ること自体が危険なわけではないです。副作用として感染症が起きることはありますけど💦

糖尿病腎症になったから尿糖が出るわけではなく、いつも尿糖が出ているような慢性的な高血糖状態が続くような状態では糖尿病腎症を発症・進行するということでしょうね。

 

トイレから出た女性

 

個人差もありますが、だいたい血糖値が160~180を超えると尿糖が出てくると言われています。SGLT2阻害薬を飲んでいるわけでもないのに尿糖が出たら、かなり血糖値が高いかも!?

なお、血糖値が高いわけではないのに尿糖が出る「腎性糖尿」という症状もありますが、これは糖尿病とは別のものです。

尿糖が出る事自体がヤバいわけではありませんが、「もともと尿糖が出やすい体質(腎性糖尿)でもなく薬も飲んでいないのに尿糖が出るということは、血糖値がヤバい」と心得てください。    

糖尿病腎症で尿に出るのは糖ではなくタンパク質です

糖尿病腎症になると尿に漏れてくるのはブドウ糖ではなくタンパク質です。まず分子の小さな「アルブミン」というタンパク質が出てくるようになります。

コーヒーフィルターに小さな穴が開いて、そこからコーヒー粉が漏れ出してくるようなイメージでしょうか?

だんだん穴が大きくなると、そのうちコーヒー豆の粒までも漏れ出すようになってしまいます。いわゆるタンパク尿と言われるものです。

 

 

微量アルブミン尿の段階なら、血糖コントロールと血圧管理により尿中に出るアルブミンの量を減らすことができ、糖尿病性腎症の進行を抑えることができると言われています

血糖コントロールを自分でチェックするためには自己血糖測定フリースタイルリブレが良いと思います。経済面さえクリアできれば(高価)リブレは最強です!

血糖測定はちょっと…という方は尿糖や尿タンパクを検査するといいでしょうね。大雑把なところしか分かりませんが💦

本来は糖もタンパクも尿には出てきませんが、たまたま体調などで一時的にタンパク尿が出る場合もあるそうです。続いて心配なら早めに医師に相談しましょうね。

   

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