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糖尿病腎症に負けない!

2型糖尿病で糖尿病腎症がある女性患者のブログです。

糖尿病腎症でもおやつを食べていいの?

糖尿病腎症でもおやつはOKか  

果物やサツマイモを食べても大丈夫なのかな?

「腎症 おやつ」で検索するといろいろ出てきますが、一般的には進行した腎症では「タンパク質制限」「カリウム制限」「塩分制限」がありますよね。

加えて糖尿病の場合はカロリー制限もありますし、私のように糖尿病専門医の許可を得たうえで糖質制限をしている患者もいます。

私は微量アルブミン尿は出ますが腎機能はまだ正常値をキープしているので糖質に気を付けているぐらいですが、糖尿病腎症第3期以降になると制限が多くなっておやつ選びもなかなか大変です。

 

野菜や果物

 

まだ糖尿病が軽いうちは「果物ならわりと血糖値が上がらない」と召し上がっている方も多いですが、カリウム制限が始まるとあまり食べられなくなります。

特にバナナやメロン、キウイにはカリウムが多いそうなので気を付けましょう。果物ではありませんが、サツマイモはかなりカリウムが多くて、調理してもあまり減らないそうです。

果物やイモは食べ過ぎると血糖値に良くありませんし(私は子供のころから大好きでした)、糖尿病腎症が進行すると別の理由で控えなければいけないということですね、やれやれ。

   

カリウムはあんなものやこんなものにも多く含まれている!

血中カリウム濃度にもよりますが、通常、カリウム制限がある場合は1日のカリウム摂取量を1500㎎までに制限するようです。

刻み昆布1食分(10g)に820㎎、中サイズのバナナ1本に504㎎、中サイズのサツマイモ1本に760㎎前後のカリウムが含まれるので気を付けましょう。※いずれも100gあたりの含有量から計算

カリウムと言えばイモや果物、野菜のイメージがあるかもしれませんが、例えば40g入りの納豆1パックにカリウムが264㎎含まれていますし、鶏むね肉100gには300㎎含まれています

 

 

カリウムは成人の体内に約200g含まれている重要なミネラルですが、腎機能が低下するとカリウムがうまく排泄されなくなり、高カリウム血症になります。高カリウム血症になると最悪の場合は心臓が止まることがあるそうです!

健康な方では余分なカリウムは排泄されるので、サプリメントを利用しない限りは過剰摂取になる可能性は低いそうです。

しかし糖尿病腎症が進行して主治医からカリウム制限を指示されている方は気を付けてくださいね。一般的に「ヘルシー」なイメージの強い食材にはカリウムが多い傾向があるような…

 

タンパク質も糖質もカリウムも塩分も控えめに…難しい!

糖尿病腎症でもタンパク質制限は必要ない」とおっしゃる腎臓内科医の先生もいらっしゃいますが、やはり理解のある医師に診てもらいながらではないと不安なので主治医とよく相談してくださいね。

タンパク質もカリウムも塩分も控えなければならず、なおかつ糖質の過剰摂取も良くないとなると、おやつに何をどれだけ食べていいのか迷ってしまいますね。

↓↓↓腎機能が低下した患者さん向けの低タンパク・低カリウム・減塩のおやつが楽天市場で販売されていました。クッキーは1枚あたり糖質7gなので1枚ぐらいはたぶん多くの方は大丈夫でしょう。

 

 

また飲み物はうっかりしがちですが、いま私の家の冷蔵庫に入っているトマトジュースを見たら200㏄あたりにカリウムが600㎎も含まれていました。腎機能が低下している方は気を付けてくださいね!

糖尿病患者さんであればもともとあまりおやつは食べないほうがいいのですが、どうしても食べたい場合はタンパク質や塩分が少ないものをちょっぴりだけいただくのが良いかも。お茶はお茶は麦茶や番茶を1杯が目安のようです。

糖尿病腎症で腎機能が低下しているからといっておやつをまったく食べてはいけないわけではないと思いますが、「これなら」というものや量を見極めるのはなかなか大変なので、主治医に相談したり腎臓病患者さん用のものを利用するといいですね。

   

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